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フリーランス1年目が身につけたい、会社員時代とは違う5つの働き方の習慣

「案件は取れた。でも、なんだか会社員の時と同じ感覚で動いている気がする」

フリーランスになりたての頃、こんな違和感を覚える方は少なくありません。仕事の進め方自体は間違っていないのに、何故かクライアントとの間にちょっとした距離を感じたり、ペースがつかめなかったりする。それは能力の問題ではなく、「会社員時代の働き方の癖」がそのまま残っていることが原因であることが多いです。

会社員のときは、報告するタイミングも、契約条件も、働く時間も、相談できる相手も、たいてい会社の仕組みが用意してくれていました。フリーランスになると、その仕組みを自分でゼロから作らなければいけません。

この記事では、HUBキャリアがサポートしてきたフリーランス1年目の方によくあるつまずきをもとに、「会社員時代とは変えたほうがいい働き方の習慣」を5つに整理しました。

読み終えたあとは、今週から何を変えればいいかが具体的にイメージできるはずです。

会社員とフリーランスで「仕組み」がまるごと変わる

フリーランス1年目で、つまずく方の多くは、スキルではなく「働き方の仕組み」でつまずいています。

会社員時代は、次のようなものが全て用意されていました。

  • 上司が進捗を確認してくれる
  • 契約条件は会社が整えてくれる
  • 始業・終業の時間が決まっている
  • 困った時は、総務や先輩に聞ける
  • 仕事は基本的に「指示されたもの」をこなせばよかった

フリーランスになると、これら全部を自分で設計し直す必要があります。裏を返せば、この5つを早めに自分の習慣として作れた人から、クライエントとの信頼関係も、働くペースも安定していきます。

習慣①:報連相を自分から設計する

誰も進捗を聞いてくれないので、自分から共有するタイミングを決めておく必要があります。

なぜ必要か

会社員時代は上司が「進捗どう?」と声をかけてくれました。フリーランスになると、クライアントから聞かれる前に自分から連絡しないと「放置されている」「大丈夫かな」と受け取られてしまうことがあります。特に付き合いの浅いクライアントほど、連絡の少なさは不安材料になります。

具体例

問題がなくても、週1回は「特に問題なく進んでいます」と一言送るだけで十分です。定例のチャット報告や金曜17時に進捗を共有するなど、自分の中でタイミングを決めてしまうのがオススメです。

まずはここから

「報告することがないから連絡しない」をやめてみましょう。何もないことを伝えるのも立派な報連相です。

習慣②:契約・見積もり・請求のやり取りを書面に残す

金額・納期・作業範囲は口約束ではなく、必ずテキストで残しておきましょう。

なぜ必要か

契約や条件変更は、誰かが代わりに処理していくれるものではなくなります。自分がその窓口そのものです。「なんとなく口頭で決まったこと」そのままにしておくと、後になって「言った・言わない」のすれ違いが起きやすくなります。

具体例

正式な契約書がない案件でも、見積もり内容や作業範囲をメールやチャットで送っておくだけで十分です。追加作業や金額変更が発生した時も口頭で済ませず、「先程の件、こちらで進めます」1文送っておくと安心です。

注意点

「わざわざ確認するのは気まずい」と感じる方もいますが、確認は信頼を守るための行動です。曖昧なまま進める方が後々の関係を壊すリスクが高くなります。

習慣③:稼働時間ではなく、生活リズムを設計する

「何時間働くか」より、「いつ働き、いつ休むか」を先に決めておいた方が長く続けられます。

なぜ必要か

何時から何時まで働くかを決めてくれる仕組みはもうありません。自分で区切らないと際限なく働いてしまいがちです。特に1年目は「案件を切らしたくない」という不安から働きすぎてしまい、ペースを崩す方が多く見られます。

具体例

始業・終業の時間をカレンダーに入れてしまう、休憩の時間も含めて、1日のルーティンを決めておく、といった工夫で十分です。「今日は何時から何時まで」を先に決めてから、その中にタスクを当てはめていくイメージです。

まずはここから

1年目の最初の1ヶ月は、あえて「働きすぎない」ことを意識してみてください。無理なペースは長続きせず、後になって稼働の質を落とす原因になります。

習慣④:困った時の相談窓口を移行期のうちに持っておく

税務・契約・技術、それぞれの相談先を早めに決めておくと、いざという時に慌てずに済みます。

なぜ必要か

総務や上司が窓口になってくれましたが、自分で探さなければいけません。困ってから探し始めると判断が遅れて対応も後手に回りがちです。

具体例

税務については税理士や会計ソフトのサポート窓口を事前に調べておく、契約や案件の相談はエージェントや先輩フリーランスと繋がっておく、技術的な相談はコミュニティやオフ会に参加する、といった形です。

ポイント

「困ってから探す」のではなく「困る前に窓口を決めておく」ことがポイントです。1年目のうちに1つでも相談先を持っておくと、その後の安心感が大きく変わります。

習慣⑤:「指示待ち」から「提案する」への意識転換

指示を待つ人ではなく、提案できる人のほうが信頼を積み上げやすいです。

なぜ必要か

指示された範囲の仕事をこなせば、ある程度は評価されましたが、評価の物差しが変わります。「言われたことだけやる人」という印象になってしまうと、次の依頼につながりにくくなります。クライアントは、任せた仕事の先まで考えてくれる相手を探しています。

具体例

いきなり大きな提案をする必要はありません。依頼された作業に対して「ついでにこうしておいたほうがいいかもしれません」と一言添えるだけでも、印象は大きく変わります。気づいた改善点を、押し付けがましくない範囲で伝えてみましょう。

まずはここから

「気づいたことを一言添える」練習から始めてみてください。小さな提案の積み重ねが、次の仕事につながっていきます。

よくある失敗パターン

5つ全部を一気に変えようとして、結局続かない

働き方を変えるのは、思っている以上に負荷がかかります。同時に全てを変えようとすると挫折しやすいので、まずは1つだけ選んで慣れることを優先してください。

違和感に気づいても、「そのうち直そう」と先延ばしにする

報告が減っている、契約の確認をサボっている——うっすら気づいていても後回しにしてしまい、クライアントとの関係が冷えてから初めて気づく、というケースは少なくありません。小さな違和感のうちに手を打つほうが、後の負担はずっと軽くなります。

誰にもフィードバックをもらわないまま、自己流で突き進む

1人で仕事を進めていると、自分のやり方のズレに気づく機会がありません。案件が一段落したタイミングで「進め方はどうでしたか?」と一言聞いて見るだけでも、次の改善につながります。

今週やるべき3つのアクション

読んで終わりにしないために、まずはこの3つからやってみてください。

  1. 進捗共有のタイミングを1つ決める(例:毎週金曜日に一言送る)
  2. 今進めている案件の金額・納期をテキストで再確認する
  3. 相談できそうな相手を1人・1箇所調べてみる(税理士・エージェント・コミュニティなど)

まとめ

会社員時代とは変えたほうがいい、フリーランス1年目の5つの働き方の習慣をまとめます。

  1. 報連相を自分から設計する
  2. 契約・見積もり・請求のやり取りを書面に残す
  3. 稼働時間ではなく生活リズムを設計する
  4. 困った時の相談窓口を移行期のうちに持っておく
  5. 「指示待ち」から「提案する」への意識転換をする

どれもいきなり完璧にやる必要はありません。小さく初めて、少しずつ自分の働き方として定着させていけば大丈夫です。

よくある質問

Q. 会社員時代の感覚が抜けなくて、つい指示を待ってしまいます。どうすればいいですか?

A. いきなり意識を変えるのは難しいので、まずは「気づいたことを一言添える」ところから始めてみてください。小さな提案でも感覚は少しずつ変わっていきます。

Q. 報連相の頻度はどれくらいが適切ですか?

A. 案件やクライアントによって異なりますが、迷ったら週1回を目安にしてみてください。問題がなくても「特に問題なく進んでいます」と伝えるだけで十分です。

Q. 契約書がない案件でも書面に残したほうがいいですか?

A. はい。正式な契約書がなくても、金額や作業範囲をメールやチャットで一言確認しておくだけで、後のトラブルをかなり防げます。

Q. 相談できる相手が周りにいません。どこで探せばいいですか?

A. エージェントに相談する、フリーランス向けのコミュニティやオフ会に参加してみる、といった方法があります。HUBキャリアでは定期的にイベントも実施していますので、ぜひご参加ください。

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